ワールドカップ終戦
毎日ワールドカップについて、何かしら更新できるほどの頭は無いんで、ほぼただのサッカーファンになって、ワーとかキャーとかグワーとか言いつつ、寝不足観戦していました。
試合数的には渡航中は移動などで余り見れなかったので、こっちで64試合!な人には及びませんが、なんとなく駆け足で振り返ってみようと思います。

行った事が無い、しかもヨーロッパ、しかもいろんな意味で憧れ(ボンとか)る地だった為、2002の決勝時点でドイツ渡航を決め、そんなことを口走っても同僚には信じて貰えず、ペーター程度に思われていた日が懐かしく思われます。
(例:「狼がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」「クララが立っタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」「ドイツ行くよ」)

早くから賛同をしてくれて、一緒にチケットゲットに奔走し、出発前、出発後も協力、そして笑いを振り撒いてくれた典子と共に楽しんだトーナメント戦、日本だから仕方ないのに、『何でこんなアホな時間に放送するんだ!』と時差を考えず当り散らしながら、ほぼ全ての試合を生で観戦し、会社では『時差です。時差のせいで眠いんです』と法螺をこき倒し、向こうで勝手にはまったバラックのドイツを思わず応援してしまい(アルヘンサポじゃなかったのか!)、最後はエレガンスからバイオレンスに豹変した、愛すべきビューティフルフットボウラー、ジダンの衝撃映像で終わった決勝リーグ、やはり今までに無い思い出の大会となりました。

当然のことながら、わが日本も応援していましたが、いろんな意味で差を見せ付けられる残念な結果となってしまいました。
勿論現地では、そりゃあ自分一押しの選手がスタメンじゃなく、1秒も出れなかったにしても、心から応援していました。
(黒だけど)ユニ着て、拳握り締めて応援し、悔しい時間を過ごしました。
体格の差といいますが、身長だけを言い訳に出来ない何かも見ました。
カップ戦や他の試合、招待試合で弱いチームと多々やり、勝って、まるでそれが世界最高峰みたいな報道を繰り返し、祭り上げて勝手に期待し、勝手に実力以上の報道を繰り返し、そして実力通りの結果をののしる。
ヒデの言葉を借りると、
「時には、自分には何でも出来ると錯覚するほどの賞賛を浴び
 時には、自分の存在価値を全て否定させられるような批判に苛まれる。」

報道が無理矢理見せた夢は、現実が事実となって押し寄せ一気に覚め、喪失感が残りました。

日本敗戦の後は日本にいなかったので、今までずっと繰り返されていたそういった報道は耳には入って来ませんでしたが、選手を、サポをも左右する報道が多々有ったのだと思います。
今までがそうだったのですから。
ただ報道関係者も、本意で「絶対に勝つ」を繰り返していた訳では無いのかもしれません。
だから完全に否定はしませんし、肯定もしません。

現実を見つめる機会が今なのであり、選手もマスコミもサポも、周りの関係者も全てが一丸となって再スタートをして欲しい。

2010年はヒデはいないけれど(本当に悲しい!)、今以上の成長した日本代表を見ることが出来るのを心から祈っています。
現実を見つめ、スタート地点に立つ今、輝ける未来が待っているに違いないのですから。


あれ?
ワールドカップを振り返ろうと思ったのに、日本代表を振り返るになっちゃった。
続きはマタアシタ〜


(注:ヒデメールの転載引用に関しては、中田英寿オフィシャルホームページへ、事前許諾の連絡をさせて頂いております)
【2006.07.10 Monday 23:44】 author : ayu | ワールドカップ | comments (0) | trackbacks (0) |

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